地すべり末端部の覆瓦状構造


たまたま素掘りの水路が掘られていたため幸運にも観察できた、地すべり末端部の覆瓦状構造を示すスラスト群です。

さらにテフラと黒ぼくがコントラストをつけて、まるで模型実験のようなわかりやすい露頭になりました。

めったに見ることができない見事な露頭です。

参考文献:越谷賢他(2005)「降下テフラからなる地すべり移動体の内部構造」(日本地すべり学会北海道支部の研究発表会予稿集)

 

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素掘り水路内の露頭

(南西向きの面)

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素掘り水路内の露頭

(北東向きの面)

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露頭位置から

地すべり頭部を見る

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地すべり全景


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